元厩務員グループ『マムシ』のＦです。



本日のブログでは、現場で情報収集しているからこそ遭遇した出来事をご紹介。

情報収集していると色んな声が耳に飛んでくるんですが、過去には、



某関係者Ｘ氏「いやぁ、助かりました。おかげでイメージ通り上手く調整できたわ」

某関係者Ｙ氏「いえいえ、こちらこそ。ちょうど負荷が足りないと思ってたんで」



という感じで違う関係者同士が何やらお礼を言い合っていたんです。

事情を聞いたところ、



『当初、Ｘさんの馬は、併せ馬で稽古をするハズだったんだけどパートナーが諸事情でいなくなってしまったと。ただ、近くにいた人にお願いしたところＯＫが出たので併せで調整できた』



とのことでした。

新聞にはこういった裏の背景は載っていませんよね。


場合によっては『併せ』で調教してるのに『単走』になってたり、その逆のケースもあったりしますからね。こういったケース(背景)を知ることができるのも現場にいる者の特権なんですよ。


ちなみに、今回はプラスに働いたシーンを紹介しましたけど、ＧⅠシーズンの場合は『併せ馬をするはずが並走馬がついていけずに単走になってしまった』というマイナスのパターンも存在します。


こんな感じで、一般ファンでは知る術が殆どない、馬券的に“イル”情報も“イラナイ”情報も我々現場で情報収集している者は掴んでいるのです。


今週からは中京開催もスタートし３場開催になります。出走頭数も増え、一般ファンでは知る由もないようなことが現場では起きています。(トラックマンの方々は取材箇所が増えて、てんやわんやになっているようです)

ＷＯＲＬＤ情報筋は、馬券に繋がる様々な情報を掴んでいますので、週末の情報公開にご期待いただければと思います。

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リーダーＦ氏

元厩務員グループ『マムシ』の主格

このグループの主格の存在であり、現役時代は美浦の上流厩舎を渡り歩いて引退直前までＧⅠ馬を手掛けてきたという腕利き。一線を退いた今もその影響力と周囲からの信頼は絶大。

Ｎ氏

美浦一流厩舎に所属した伝説の厩務員

ＧＩを幾度も制した美浦の某一流厩舎に開業当初から籍を置き、低迷の時代から黄金時代までその屋台骨を支え続けた伝説的存在。数年前に引退し、電撃的にマムシに加わった。

Ｈ氏

人脈が幅広い元栗東トレセン厩務員

栗東の厩務員ながら、縁あってＦ氏・Ｇ氏とは互いの現役時代から繋がりがあり、引退後は自慢の人脈を駆使して関西馬の情報を一手に引き受ける立場として活躍している。