チームＭＫの武田です。

１週前の阪神からは万馬券的中、12頭立てながらオイシイ配当が届いた。ハナ差の３・４着争いが替わったら、もっとスゴイ配当になっていたが、それでも４番人気の本命馬が、近走の連敗から変わり身をみせた。

情報馬は昇級後、２戦は⑥⑤着。結果は残せていなかったものの、何よりこれまで全てのレースで手綱をとっている鞍上の評価は高い存在。今回は久しぶりに短い間隔で使える利点もあったし、展開も上手く向いてくれた。

鞍上の池添謙一騎手といえば同じ日にショウナンザナドゥでフィリーズレビュー(ＧⅡ)を勝利。

ショウナンザナドゥはジョッキーも古くから縁のある「ショウナン」の馬ということもあって、過去６戦で手綱をとることができたようだが、遠征も辞さなかったのは、それだけ素質を買っているからこそ。

池添騎手は一時に比べれば有力馬どころか、騎乗機会すら減っている立場。それでもいずれの馬も拘って乗り続けてきた存在である。お手馬を足掛かりに成績を伸ばすだろうか。



さて、今週から３週間の２回中京が開幕するな。

関西馬は、関西の本場である阪神、輸送時間も近いと言われる中京と選択肢が豊富な時季だ。左右の回りの差もあり、馬にとって適した条件を使いやすいだろう。

ただし、関西騎手もどちらで乗るかは考えどころ。

一般論ではローカルより本場の方が素質馬が集まりやすい。そのためリーディングで上位の騎手でなければ、ローカルに行って乗り鞍の多さを求めるワケである。

ただし、この中京は勝手が違う。何故なら３週間の中で４鞍もの平地重賞が行われる。一方で同じ期間の阪神では平地重賞は２鞍しかない。

高松宮記念をはじめ、重賞があれば、上位の騎手も乗りに来るため、必ずしも乗り鞍を確保しやすい第３場開催とは言い難い。

今週を見ても土曜は中京にいても日曜は他で乗る予定の騎手は見受けられる。

リーディング上位の騎手以外でも、周りとの兼ね合いを見た「遠征(または居残り)」はあるもの。騎手の遠征にまつわるヤリ話には注目である。

開催最終週には高松宮記念が行われる中京
今年はドバイＷＣの裏ではないため騎手も集まりそうだ

我々の情報では、主に栗東および騎手を主体とした話題について取り上げているが、今回は珍しく美浦＝関東の騎手についても取り上げたい。

今週から始まる中京だが、関東馬は少なく関東の騎手も多くはない。

何せローカルに使う関東馬は２週前までのフユコクに使ってしまっているケースが多い。しかも、滞在で複数回使っていることが一般的。ここは主に関西馬のための第３場となりやすい。


近年、ローカルのイメージが強く、有力馬を集める丹内祐次騎手でさえも、「スポット参戦」というスタンスである。

その丹内騎手はマイネル軍団の主戦で知られる。しかし、長年かけて築いてきた実績もあって

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