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『先週の振り返り』中山2-2週目の分析
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『先週の振り返り』中山2-2週目の分析
■弥生賞の振り返り
皐月賞トライアルに相応しく、ほとんどの馬が本番の権利が確定していない、本気勝負の一戦となった。土曜も湿り気味の馬場で競馬が行なわれた上に、晩には雨。発表の稍重以上にタフな馬場と思えた。
ペースは前後半ほぼ互角の平均。強風、馬場状態を考慮すると、決して楽とは言えない流れであった。勝ち馬ファウストラーゼンはホープフルS同様に、後方から向正面一気で先頭。同馬の豊富なスタミナを活かす作戦である。タフな馬場も合っており、ゴール前で差し返すような渋とさを見せた。
ホープフルも今回もきっちり仕上がっていただけに、本番での上積みは微妙。しかし、その本番は連続開催の最終週だけに、更にタフでスタミナを要求される馬場になっているものと思える。それだけにここ2戦が上手く行った競馬とはいえ、侮れない存在である。
2着ヴィンセンシオは前走が+14kg。今回は更に+10kg。さすがに立派過ぎる造りに映った。新馬で馬っ気を見せていた馬。それを思えば精神的な成長も窺えたが、まだテンションは高め。レースはよもやの逃げ。勝ち馬が捲って来るまでは、マイペースに見えた。捲られてからも人馬共に動揺は窺えず、リズムを保ったまま。直線で差し返したように見えたが、勝ち馬の渋とさが優っていた。
勝負どころでのズブさは解消されており、一戦毎の成長は確か。本番では馬体も絞って来るであろうし、ワンランク上のパフォーマンスが期待できる。ただ、同馬も流れ的には、今回は上手く行ったクチ。人気にもなるであろうから、本番でのランクづけは微妙。
本番での妙味を一番感じるのは、3着のアロヒアリィ。発馬で内外から挟まれる不利。3角では最後方。ペースが上がっていたコーナーで一気に押し上げたため、4角では曲がり切れない感じで大外に。そこから巻き返して、ゴール前の勢いは差し切りそうな勢い。1番人気であったミュージアムマイルには、完全に競り勝った。
前走からの2ヶ月で急激にトモの張りを増しており、良化著しい。本番はもっと外が伸びやすい馬場であろうから、実に楽しみ。以上の3頭が皐月賞の権利を得た。
中山の馬場状態について

中山2週目は週中の雨雪の影響にて、芝が稍重、ダート重にてスタート。芝コースは目立った傷みは見られていなかったものの、芝が跳ぶ場面も。土曜はスローの競馬が多かったこともあるが、時計は推定より遅め。それでも内有利の印象は強かった。
ダートは久しぶりに含水率10%台。しかし回復は早く、午後の競馬からは稍重に。時計は良馬場の推定より1秒弱は速い。当然、先行馬の活躍が目立っていた。
日曜も稍重、重でのスタートであったものの、含水率は土曜より高め。芝は思ったほど傷みが進まなかったようで、最後まで先行、内有利の印象が残った。ダートは土曜と時計、傾向共に、ほとんど同じと思えた。
芝は今週も引き続きAコース。湿った中で競馬が行なわれただけに、さすがに傷みは増したはず。ただ、乾いていれば今週より時計は速いはずであるし、まだ内の方が伸びそうな印象。徐々に外も伸び出しそうではあるが。ダートは雨次第。乾いていれば、水準より幾らか時計はかかりそう。極端な先行有利でもない。降れば、先週同様に時計が速くて先行有利。
中山2週目から次走狙い馬
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