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【マイルCS】インディチャンプ春秋マイル王 次は世界だ!音無師が香港遠征を明言

 ゴーサインに鋭く反応するインディチャンプ(中央)=撮影・石湯恒介

 「マイルCS・G1」(17日・京都)

 これが本当のチャンプの力だ−。春の安田記念でG1初勝利を飾った3番人気のインディチャンプが、好位から抜け出し完勝。15年のモーリス以来、史上7頭目の同一年・春秋マイルG1制覇を達成した。レース後、音無師は香港遠征を明言。日本のマイル王が、次は世界を相手に暴れまくる。1番人気のダノンプレミアムは2着。3着には一昨年の覇者で、昨年2着の6番人気ペルシアンナイトが入った。2番人気のダノンキングリーは5着と伸びを欠いた。

 完璧な内容だった。好スタートを切ったインディチャンプは、少し促されながら4、5番手の内々を追走。左斜め前には1番人気のダノンプレミアムがいる。「スタートをしっかり出てくれて、いいポジションを取れた」と池添。直線は先に抜け出したプレミアムにあえて馬体を寄せて行くと、残り1Fで馬場の真ん中から一気に抜け出した。

 主戦・福永の騎乗停止により、急きょ回ってきたチャンス。今年のG1初Vとなった鞍上は「人気2頭は強いけど、こちらは春のチャンピオンだからね。絶対、勝つ気持ちで乗りました。プレミアムが先に動いたけど、ギリギリまで我慢。いざ追いだしたらスムーズに伸びてくれました」と重責を果たし、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

 8年ぶりのマイルCS制覇は、同レース史上最多の4勝目。「いい馬に乗せてもらっているから」と謙遜したが、前回(11年)Vのエイシンアポロンも、田辺の騎乗停止による急きょの代役。ここ一番の勝負強さを改めて示した。

 もちろん、音無師も笑顔を見せる。「きょうは自信があったんだよ。何しろ、出来が今年で一番良かったからね」とご機嫌だ。そして鞍上の好騎乗を褒める。「(難しい馬で)初騎乗が不安だったけど、最終追い切りに乗って感触を確かめてもらったのが良かった」と満足そう。「福永君にいろいろアドバイスをもらったようだ。折り合いが難しく、あまり早く抜け出すとソラを使う馬。我慢して追いだしたからね。満点!」と声を弾ませた。

 次走について、トレーナーは「香港に行きたいね」ときっぱり。「よほど状態が悪くならない限り、香港マイル(12月8日・シャティン)に出走したい。既に招待の受託をしている。香港には強い馬がいるが、その馬と戦ってみたいね」。名マイラー・ロードカナロアがたどった道。令和のマイル王も、世界制覇へしっかりと照準を定めた。


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