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父子2代ダービー出走へ嘉藤アーヴィングと初陣

 初陣Vを狙うアーヴィングと嘉藤

 ドラマの第2章が始まる−。ドゥラメンテが2冠を達成した15年ダービーで、16番人気ながら5着と奮闘したコメート。当時、デビュー16年目でのダービー初騎乗だった嘉藤貴行騎手(37)=美浦・フリー=はレース後、パートナーの頑張りに人目もはばからず男泣きした。

 それから4年−。種牡馬入りしたコメートの、今年JRAに登録された唯一の産駒アーヴィング(牡、美浦・小野)が、14日の中山5R(芝1800メートル)でデビューする。

 手綱を取るのはもちろん、父の全8戦(2勝、2着1回)でコンビを組んでいた嘉藤だ。「父は何て言うか、まとまっていて“ブレ”のない走りをしていましたね。アーヴィングも、その“ブレ”ないところが似ています」と乗り味を伝える。

 最終追い切りにもまたがり、「まだトモのしっかりしていないところがあるので、1度使ってからの方が動けるようになりそう。でも、良くなってきそうな感じはありますよ」と期待の弁だ。父子2代で紡がれるストーリー。「思い入れの強い馬の産駒。またダービーに出たいですね」と瞳を輝かせた。


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