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《調教師も敗戦を覚悟したスプリンターズS》


先週のスプリンターズSで史上3頭目の同レース連覇を達成したレッドファルクス。

当日の中山の芝コースは内ラチ沿いのインを通った馬に有利で、直線一気は望みにくい馬場状態だった。

そのため、去年よりも後ろのポジションでレースを進めるレッドファルクスを見て、管理する尾関師は『道中は正直心配だった。直線に向いてもあの位置なら届かないな』と敗戦も覚悟したというという。

しかし、直線は外に持ち出すと一気に弾け、ゴール前でキッチリと前を捕らえて着差(クビ差)以上の強い勝ちっぷりを見せた。

去年このレースを勝った後は、香港遠征や距離を延ばしてマイルにも挑戦してきたが、『それら1年間の経験が実を結んで結果に繋がった』とも言われており、ココに来て一層充実期を迎えているようだ。

また、当日の中山競馬場には香港メディアも取材に訪れていて、レース後には『どういう条件が揃えば香港に来てくれるのか?』と質問する場面もあったが、今後については、まだ未定の様子。

それでも、尾関師は『来年の高松宮記念は絶対に使いたい』と語り、今春は3着に破れた春のスプリントG1でのリベンジを誓っていたとの事。

情報筋の中からは『中山1200mはコーナーの緩い外回りなので左回りが得意なこの馬でもこなせたが、今のレッドファルクスの成熟度ならきついコーナーの右回りでも克服できるはず』という声もあり、今後陣営がどんなレース選択をするかは気になる所。

ともあれ、長らく主役不在と言われていたこの路線で頭一つ抜けた存在となったレッドファルクス、来年の短距離界がこの馬を中心に回っていくのは間違いないだろう。


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