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《海外馬券発売》WORLDスタッフの「ベルモントS」展望

STAFF阿部のベルモントS展望

昨年はラニが3着!今年はエピカリスが米国3冠レースに挑戦!


第149回 ベルモントS(GⅠ) ダ2400m・左回り

6月10日(日) ベルモントパーク競馬場(アメリカ) 第11レース

日本時間6月10日(日)7時37分(現地時間6月10日(日)18時37分)発走予定


気になるエピカリスの状態、そして波乱傾向の攻略のカギは…


第149回という回数にアメリカ競馬の歴史を感じるベルモントS。日本馬としては2008年に藤沢和雄厩舎のカジノドライヴが初めて遠征し、前哨戦のピーターパンSを圧勝して注目を浴びたが、挫跖で当日朝に出走取消という悲劇があった。それから9年、ラニが米国3冠に皆勤し、このベルモントSで3着という快挙を達成したのは記憶に新しい。

そして今年、エピカリスが参戦…なのだが、既に多くの報道がなされている通り、7日の追い切り後に歩様に違和感を覚え、8日、そして9日も消炎剤を投与しながら調整している。「症状は緩和」「出走に問題は無い」といった発表がなされているのも確かだが…少なくとも、競馬に慣れ親しんでいる人ならば、いくら「問題は無い」と言われても、レース前日まで消炎剤を投与しながら様子を見ているという状況が尋常ではないことは分かるはずである。あまり深く突っ込みたくはないが、馬券発売を行なっていることや、クラブ内における出走の経緯のために回避という決断が出来ない、という状況では無いと信じたい。地元米国に傑出馬がおらず、相手関係的にはチャンスが大きいと見られている今年、もちろんエピカリスが優勝すれば日本競馬の歴史に永遠に残る快挙となるが、個人的には"万が一のことが無いように"という思いが先に立ってしまう。馬券的な点でも、米国のオッズですら1番人気を争っているように、日本の馬券発売では当然妙味は無い。応援としてもあまり気合を入れて買う必要はないように映るが…。

さて、話を移して、ベルモントSは基本的に「荒れる」レースである。やはり米国3冠の日本競馬からすれば常識を超えた開催日程、それは米国の3歳馬にとっても当然非常に厳しいもの。世代ナンバーワンや3冠級の評価の馬がコケるのもベルモントSが多く、近走実績や前評判はアテにならない、米国のファンにとっても難解なレースとのことだ。格は全然違うが、ちょうど今週行なわれるマーメイドSのようなモノなのだろう。

ということで、注目馬はそれを踏まえて⑨ミーンタイム、③ゴームリー、そして①ツイステッドトムの3頭としたい。 ⑨ミーンタイムは前走のピーターパンS(2着)が初重賞挑戦と、実績的には格下のカナダ調教馬だが、ハナに行けるスピードが魅力。ローテ的な余力もあり、消耗戦で踏ん張れるタイプに見える。
③ゴームリーは前走のケンタッキーダービーで9着に敗れたため注目度を落としているが、サンタアニタダービーを制しているGⅠホース。前走はポジションを取れず中団の外々を回らされたのが響いており、本来はもっと好位を取れるタイプだけに反撃のチャンスはある。
最後に①ツイステッドトムは今回が重賞初挑戦、しかも追加登録料を払っての参戦という全くの無名馬だが、管理するのは昨年のリーディングトレーナーC.ブラウン厩舎。日本で言えば池江泰寿厩舎が突然隠し玉をダービーか菊花賞かに放ってきたようなモノで、逆に、そこはかとない自信というか妖しさを感じてしまう。

今回はどれが本命とも言いがたいが、参考にするなら紐穴として加えてもらえればお役に立てるかも?
最後に、不安を掻き立てるような話になってしまったが、もちろん日本の一競馬ファンとしてはエピカリスの歴史的瞬間に立ち会いたいと思っている。


☆⑨ミーンタイム
☆③ゴームリー
☆①ツイステッドトム


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