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モレイラの好判断と厩舎の入念な準備とこだわりで掴んだ勝利


4月30日に香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世カップでは、日本のネオリアリズムが前半1000m地点で先頭に立ち、最後まで渋太く脚を使って後続を振り切りG1初制覇となった。

テンションを上げないよう入念に打ち合わせを行い、上々の精神状態でレースを迎えたネオリアリズム。

スタートで後手を踏みプランとは違う位置取りとなったが、鞍上のジョアン・モレイラは慌てず仕掛けるタイミングを探りながら後方で追走し、前半1000mを通過した地点で先頭へ立ち、馬の持ち味を最大限に引き出した。

今回はモレイラの好判断が勝利に結び付いた格好だが、入念に準備していい状態に仕上げ、厩舎側と意思疎通がスムーズにできるモレイラを確保できなければ回避することも考えていたくらい鞍上にもこだわり、レース当日まで馬の精神状態を保った厩舎力も大きく勝利に結び付いているはず。

全馬が力を出し切ったわけでもなく、この勝利が力差を反映したとは言い難い面もあるが、それでも厩舎の戦略、ジョッキーの判断力を上手く噛み合わせて勝利へ結びつけるあたりは「さすが」としか言いようがない。

5月2日に帰国し、千葉県白井市の競馬学校で着地検疫を行っているネオリアリズム。

今後のローテーションについてある情報筋は「モーリスの場合は、最初からチャンピオンズマイルと安田記念の両方を使うことが決まっていましたが、ネオリアリズムの場合は使ったあとの反動が大きいタイプなので、北海道でひと息入れてから札幌記念に向かうのでは」と見ている。

仮に次走が札幌記念となると、思い描かれるのはモーリスと同じ札幌記念、天皇賞、香港カップのローテーション。

ネオリアリズムも堀厩舎式の王道ローテーションでさらに勝ち星を伸ばしていくのか、今後の動向に目が離せないところだ。


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