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むしろペルシアンナイトばかり見ていた


4月16日に行われた皐月賞では、9番人気の伏兵アルアインが好位追走から直線で力強く脚を伸ばし、早めに抜け出したペルシンナイトをキッチリ捕らえてG1初制覇。

2着にも池江厩舎のペルシンナイトが食い込み、同厩舎2頭でワンツーフィニッシュとなった。

池江調教師は「最後の直線では、むしろペルシアンナイトばかり見ていた」という話だが「なんかサンデーレーシングの勝負服が来ているなあと思い、慌てて確認した」とのことで、調教師もアルアインの走りには驚いていた様子。

それでもアルアインについては「大型でカイ食いが落ちることなくシッカリした馬。今回は叩いての中2週で仕上げやすく、ここが大目標だった。幼くてヤンチャな面もあるけど、輸送に対応してオンとオフを切り替えられる。当日の精神状態も良かったし、パドックや馬場でもテンションを上げることなく、内に秘めた闘志も伝わっていた。仕上げや精神面は、最高の状態だったと思っていた」と話しており、ある程度の手応えは掴んでいた模様。

レースを振り返って勝因について訪ねると「テンが速くて先行争いに巻き込まれるか心配だったが、2コーナーあたりで馬が落ち着き折り合った。そして最大の勝因は、追い出しを遅らせたこと。あそこで死んだフリしていたのが良かった」とのことで、勝負所で位置を下げたのが結果的に脚を溜めることになり、最後のひと伸びに繋がったと分析しているようだ。

もともとマイラーと見られていたアルアインだが、今回の結果を受けて「今思えば、調教師の判断ミス。先入観に囚われた部分もあった」という。

それでも毎日杯のレースぶりを見て「早めに来られてしまい、タフでスタミナを要求される流れでも勝った。時計も優秀だったので、コーナー4つでも対応できると思った」と判断し、皐月賞へ駒を進めたのは、池江調教師のファインプレーと言えるかもしれない。

アルアインの次走は日本ダービーとなるが、池江調教師は「次のダービーは甘いものではない。適性から距離は長いけど、折り合いには不安がない。これから馬体を造り直し、ダービー仕様にして挑みたい」と、気を引き締めていたそうだ。



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