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短期間で陣営の思惑以上に成長


3月26日に行われた高松宮記念では、5番人気のセイウンコウセイが好位追走から力強く抜け出し、G1初挑戦で見事に勝利を収めた。

セイウンコウセイは、もともと「決してスピードタイプではなく頼りない」という馬で、調教でも力強く動けず、ゲートが苦手で先行するイメージもなかったという。

それでデビュー戦に芝1800mを選択したが結果を出せず、徐々に距離を短縮してダート短距離を使ったところで馬が変わってきたそうだ。

詰めの甘さが目立ち未勝利脱出まで7戦を要したが、先行力を身につけて馬自身も徐々に力を付けていく。

ダート1200mで初勝利を飾ったが、陣営はダート専用の馬とは考えてなかったようで、昇級後は予定通り芝路線へ。未勝利時代に先行力を身につけたことや、馬が成長してパワーアップしてこともあり、500万と1000万を連勝する。

その後の白秋Sでは、休み明けで太め残りもあって大敗してしまったが、その後は順調に良化してG1の舞台まで登り詰める。

高松宮記念では湿った馬場がプラスに働いた印象もあるが、馬が力を付けて完全に軌道に乗ったこともあり、G1馬のレッツゴードンキやレッドファルクスを尻目に快勝する。

上原厩舎の代表馬であるダイワメジャーは、気性に問題ありながらもデビュー時から体力があって走る要素を見せていたが、セイウンコウセイの場合は、短期間で陣営の思惑以上に成長してG1馬となった異質の存在。

新王者となったセイウンコウセイだが、さらなる成長を見せてスプリント界のトップとして君臨できるのか、今後の走りにも注目だ。


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