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海外競馬通STAFF阿部の「ドバイターフ」展望

海外競馬通STAFF阿部の「ドバイターフ」展望

今年のドバイワールドカップデーは馬券に挑め!


第22回 ドバイターフ(G1) 芝1800m・左回り

3月26日(日) メイダン競馬場(アラブ首長国連邦) 第7レース

日本時間3月26日(日)0時30分(現地時間3月25日(土)19時30分)発走予定


日本馬のこのレース連覇&4勝目をヴィブロスに託す!

初めに明らかにしておくと、今回展望する3つのレースの中で日本馬を本命にするのはこのドバイターフだけ。2007年アドマイヤムーン、2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティールに続く日本馬のドバイターフ(ドバイデューティフリー)制覇を、今年は秋華賞馬ヴィブロスに託したい!
今年は牡馬相手の中山記念から始動した⑨ヴィブロス。もちろんこれはドバイ遠征を見越してのことで、リアルスティール、ジャスタウェイ、そして2011年のドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサも中山記念をステップに世界を制したように、間隔や距離など、叩き台にはうってつけなのだろう。結果は、非常に、非常に残念な5着ではあったが、あのレースは今年の中山開催で妙に頻発していた、澱み切ったスローでポジショニングと立ち回りの巧拙だけで着順が決まった凡戦。あの位置から最後まで懸命に脚を伸ばしての5着なら、次に向けてという意味では何も悲観することは無かった。
小柄な牝馬なので初めての海外遠征がどうか?と思うことはあったが、ここまでの報道や、WORLDで独自に聞いている情報筋の話からは何の不安も無い様子。現地入りしているオーナーの佐々木主浩氏や今回騎乗するモレイラ騎手もかなり期待しているようなので、その熱意に乗って、このレースは日本馬を素直に応援したい!
最後に、そもそも他馬との力関係はどうなのか?という点だが、今年のドバイターフは他の2レースのような、"その路線を席巻する超大物"は不在。レーティング最上位のリブチェスターは生粋のマイラーで1800m初経験。ザラックは典型的な上がり馬で、勢いはあっても重賞勝利は前走が初めて。リーディング2位のムタケイエフもGⅡを1つ勝っているだけで、しかも脚部不安で今回が半年振り。上位人気になりそうな外国馬たち、実は意外と強くない。今やこのカテゴリーなら日本馬が世界と互角以上に戦える時代、GⅠ馬ヴィブロスが最高のローテ、万全の仕上がりで臨めているとなれば、大丈夫!

対抗は先ほど挙げた上位人気勢の中から①リブチェスターをチョイス。"生粋のマイラーで1800m初経験"という点だけがやはり気に掛かるが、いわゆる東京コースのようなコーナー2つの直線が長いコース形態ならばマイラーでも対応可能なはず。ならば実力が違うだろう。

続いて②ザラック。この馬は凱旋門賞馬ザルカヴァということで欧州では実績以上に名の知れた存在(仏ダービー2着など、大レースでの善戦歴はあるが)。先月現地で行なわれた前哨戦ドバイミレニアム(GⅢ)が初めての重賞勝利だったが、関係者の間では「遂に本格化した!」という前向きな捉え方が多いという。リブチェスター、ムタケイエフ陣営も「ライバルはどの馬か?」という問いに「ザラックの充実ぶりが怖い」と答えており、高い評価を与える必要はありそうだ。

穴っぽいところでは、日本への来日時にも渋い活躍をしていたブノワ騎手が跨る③エシェムが気になる1頭。2走前のドラール賞では2キロ斤量が軽かったザラックに競り勝っており、地元フランスでひと叩きしてからこのレースに臨むというローテにも好感が持てる。おそらく日本のメディアでは完全に盲点になっている存在なので日本での馬券発売ではかなりの人気薄となりそうだが、狙って面白い。

以下、⑥ムタケイエフ、⑤オパールティアラ、④デコレーテッドナイトが押さえ。まあ、ドバイターフはとにかく日本馬の連覇を願いたいところ。そう思うとやはりリアルスティールの回避は残念だが。


◎⑨ヴィブロス
○①リブチェスター
▲②ザラック
△③エシェム
注⑥ムタケイエフ
注⑤オパールティアラ
注④デコレーテッドナイト



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