WORLD競馬web

一般ニュース & トピックス

海外競馬通STAFF阿部の「ドバイシーマクラシック」展望

海外競馬通STAFF阿部の「ドバイシーマクラシック」展望

今年のドバイワールドカップデーは馬券に挑め!


第20回 ドバイシーマクラシック(G1) 芝2410m・左回り

3月26日(日) メイダン競馬場(アラブ首長国連邦) 第8レース

日本時間3月26日(日)1時05分(現地時間3月25日(土)20時05分)発走予定


この距離ベストの紅一点に反撃の期待

馬券発売対象レースの2つ目は、ステイゴールド、ハーツクライ、ジェンティルドンナが勝ったことでお馴染みドバイシーマクラシック。今年は7頭立てと過去10年では最少の頭数で行われるが、昨年の覇者にしてGⅠ4勝馬、凱旋門賞の馬券発売ではマカヒキと人気を分け合ったことで日本のファンにもお馴染みのポストポンド、同じくGⅠ4勝の"チャンピオンディスタンスの申し子"ハイランドリール、そして日本からはサウンズオブアースも参戦し、かなり質の濃い一戦となっている。
しかし、馬券的に注目したいのはここまでに挙げた馬ではない。このレース唯一の牝馬、⑥セブンスヘヴンを中心に推したい。
もしかするとこの名前を覚えている日本のファンもいるかもしれないが、セブンスヘヴンの前走は、ヌーヴォレコルトが参戦してJRAの馬券発売が行なわれたBCフィリー&メアターフ。日本国内のオッズでも2番人気に推されていたので、この馬から買った人は少なくなかったはずだ。
その前走は結果的に4着だったが、この時は「距離がベストの2400mである凱旋門賞に向かうか、2000mかつアメリカ遠征になるが牝馬同士で戦えるBCに向かうか」とローテを迷っていたという経緯がある。差し届かずの4着という結果はまさに"距離が短かった"という負け方で、前走の敗因を踏まえてか、今回は牡馬相手でも臆さずドバイシーマクラシックに向かってきた。人気中心の1頭ハイランドリールとは同じオブライエン厩舎でオーナーも同じという完全な同チームだが、ハイランドリールは休み明けが苦手にも関わらず今回は香港以来のブッツケ。今回に関して言えば、オブライエンチームとして色気があるのはハイランドリールではなくセブンスヘヴンの方ではないかと感じている。ヨークシャーオークスでは後の凱旋門賞馬ファウンドに圧勝しており、能力的な下地も十分。少頭数のスローなら、54.5キロの最軽量も味方に牝馬の一瞬のキレが活きる。

対抗は⑦ポストポンド。昨年はドゥラメンテを完封してこのレースを制し、その後もGⅠを連勝。凱旋門賞でも主役に推されていた存在だ。凱旋門賞の5着、そして前哨戦で不利があったとはいえ格下相手に負けた前走ドバイシティーオブゴールドの内容から「今年で6歳だし、もう上積みは無いのではないか」とも囁かれているようだが、まだまだ侮れないだろう。おそらくこの馬が日本でも1番人気になるのだろうか?

日本の④サウンズオブアースは3番手に。勝ち切れない個性がステイゴールドと被る…というのは他のメディアなどでも目にしたかもしれないが、ステイゴールドは当時5勝でGⅡまでなら2つ勝っていた。6歳馬がキャリア2勝のまま海外GⅠに挑むというのは後にも先にもないのではないだろうか。
という余談はさておき、初の海外遠征となるサウンズオブアースだが、WORLDの情報筋からの話によると、環境の変化に動じることなくすぐに慣れて、状態面は文句無しだという。とことん勝ち切れないタイプだからこそ、海外遠征、そしてルメール騎手との初コンビが良い方向への刺激になれば、新たな一面、すなわち先頭でゴールを駆け抜ける姿を見られるかもしれない。

③ハイランドリールはその次。あとは海外通がこぞって推しているという②ジャックホブスも軽視は出来ないのだろう。


◎⑥セブンスヘヴン
○⑦ポストポンド
▲④サウンズオブアース
△③ハイランドリール
注②ジャックホブス



Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。

前のページへ戻る

一般ニュース & トピックス一覧へ

PAGE TOP