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負ける気がしなかった


2月19日に行われたフェブラリーSでは、2番人気に支持されたゴールドドリームが中団追走から直線で早めに抜け出し、ゴール前で詰め寄ってきたベストウォーリアを振り切りG1初制覇。

レースでは最後に詰め寄られて接戦となったが、騎乗していたミルコ・デムーロは「気持ちに余裕があったので、先頭に立って物見した」という。

しかし「ベストウォーリアが来てくれたので、最後にやる気を出した」とも話しており、デムーロはキッパリと「負ける気がしなかった」と言い切っていた。

一方、ベストウォーリアに騎乗していた戸崎は「先頭に立つかと思ったけど、一度も前に出ることはなかった。相手が一枚上」と話しており、見た目以上に完勝だったということになる。

ゴールドドリームは1年前、このフェブラリーSと同じ舞台で行われるヒヤシンスSを快勝。その当時から平田調教師は「来年の今日は、この舞台で」と、フェブラリーSに出走することを目標としていたが、その言葉通りに出走を果たすだけでなく、キッチリ勝って頂点まで登り詰めた。

普通ならば3歳でヒヤシンスSを勝った馬は、3月に行われるUAEダービーも使う場合がある。

しかしゴールドドリームは「一度暴れたら人の力で制御できない」と言われるほど、荒々しい気性で調整にもかなり気を使うタイプ。また、平田調教師は「あの時期に走ると反動が大きい」と話しており、ドバイ遠征をパスする決断をした。

さすがにラニがUAEダービーを勝ったときは「少し後悔した」とも話していたが、馬の成長や気性に合わせて調教に取り組み、短い間隔で挑んだチャンピオンズCでの敗戦も糧にして、悲願であるフェブラリーS制覇を見事に実現してみせた。

1年前から「世界の楽しみは今後に取っておきたい」とも話していた平田調教師だが、ここで海外遠征に踏み切るのか、それとも更なる成長に期待しつつ国内戦に専念するのか、平田調教師の選択にも注目したい。



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