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誰もが「こんなレースがあるのか」と驚いた東京新聞杯


2月5日に行われた東京新聞杯では、3番人気のブラックスピネルがハナを奪って前半600m通過37.2秒の超スローペースに持ち込み、最後に詰め寄ったプロディガルサンの追撃を振り切って重賞初制覇を決めた。

逃げたブラックスピネルは、上がり3ハロン32.7秒をマークしており、どのジョッキーも「これだけ上がりが速いと届かない」と、残念そうに話していたそうだ。

騎乗していたミルコ・デムーロは「回りが行こうとしなかったので、無理して下げなかった」とのこと。ブラックスピネルは逃げたことに戸惑ったのか、道中で物見していたそうだが、ある情報筋は「逆に力を抜くことでスタミナを温存できたので、詰め寄られてから伸びることができたのでは」と見ており、ジョッキーの瞬時の判断と絶妙なペース配分が勝利に結びついた。

今回は、どのジョッキーもスローで流れていることを認識していたそうだが、検量室に戻り逃げたブラックスピネルの上がり3ハロンが32.7秒であることを知ると「こんなレースがあるのか」と、誰もが驚いていたそうだ。

エアスピネルに騎乗していた武豊は「あれ以上、前に行ったり、早めに動くことは、今後のためにできなかった。マイル戦のキャリアが浅い馬だけに、折り合いや道中のリズムを重視していた」と残念そうに話していたが、最後までシッカリ脚を伸ばしていたレース内容は、今後に繋がったと見ていいだろう。

この日の音無調教師は、京都できさらぎ賞を制し、その10分後に東京新聞杯も制覇。

京都競馬場で観戦していた音無調教師は「運が良かった」と言葉は控えめだったが、かなり上機嫌だったという。



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